一般社団法人 Japan Hunter Girlsの紹介

猟友会の女性ハンターから構成されている一般社団法人です。 

2018年9月、私たちは「神奈川県猟ガールズ」として、主に神奈川県内の女性狩猟者を集め、メンバーの交流の場として活動を行なってきました。

しかし、狩猟と深く関わる中で、野生動物が暮らす自然環境の変化や、人の生活との棲み分けといった「身近な環境の未来」を考えることが次第に増えていきました。

そして「狩猟でできるSDGs」に取り組む必要性を感じ、2020年9月「一般社団法人 Japan Hunter Girls(以下 JHG)」として社名変更・法人化することとなりました。現在、地元地域活性化や狩猟への理解を深めるための積極的な活動に取り組んでいます。


JHGの理念

近年、自然環境の大きな変化や開発・居住地の拡大などにより、各地では生物多様性や生態系の消失が進み、里山においては野生動物による農作物被害が深刻な問題となっています。

こうした問題解決に向け、世界各地では2015年9月に国連サミットで採択されたSDGs「持続可能な開発目標」への取り組みが進んでいます。

私たち狩猟者の意識も「採食や趣味としての狩猟」から「人と自然の共生共存へつながる狩猟」へと変化しはじめています。狩猟によって生物多様性を育む豊かな森林を残し、生態系のバランスを保つため・人の生活を守るために捕獲されたいのちの利活用を循環させる必要性が強まっているのです。

そうした役割を担う上で、いま問題となっているのが狩猟世代の高齢化です。また、若い世代へのサポート不足(狩猟を始めることや継続が難しい)の解消など、次世代の狩猟を支える人への対策も必要とされています。

私たちは、先代から学んだ「伝統的な狩猟」「経験でしか得られない豊富な知識と技術」を受け継ぎ、次世代が感じている「将来的な狩猟」という、2つの感覚が交わる世代にあたります。

JHGは今後も、双方をつなぐための架け橋としての役割を果たし「SDGs 目標15 陸の豊かさも守ろう」への積極的な強化を図り、私たち人間が「100年後も自然からの恩恵を変わらずに享受できる豊かな未来の実現」を目指しています。

■農林水産省公式Youtubeチャンネル「maffchannel」にて、私たちの取り組みが紹介されています。



営業時間(平日基本)9:00〜19:00/年末年始は休業となります。

※土日イベント日や、狩猟で山へ入っている際には、お電話でのご連絡が取りづらい場合がございますので、メールにてお問い合わせくださいませ。休業中内のお問い合わせにつきましては基本休業明け後の対応となります。